シャビの闘病日記

October 19, 2009

シャビさん 一周忌です。

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シャビさんが天国に電撃移籍してしまって、はや一年が過ぎました。


はやいものですねぇ、ほんと。

ちっとも里帰りしてくれません。。。


あちらで楽しく新たな選手生活を満喫しているのでしょうかねキラキラ

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October 19, 2008

シャビさん 天国へ・・・

今朝午前8時ちょうどに、シャビさんは天国へ旅立ちました。
たった四年の短い命でしたが、たくさんのものを残して行ってくれました。


おととい頃から手足が冷たくなって来て、昨夜は首がすわらない状態に。

日曜になってしまうので、病院に行って点滴をしてもらう事にしました。


体温は測定不可能なほど下がっており、先生も手の施しようがありませんでした。
とりあえず点滴をして、体を温めてあげる様に,との事でした。

猫の習性なのか,弱って来ると暗い静かな所に行こうとします。
足に力が入らないのに必死に歩くシャビ。冷たい床に突っ伏してしまうので何度も連れ戻しました。

昨夜は昔の様にベッドで一緒に寝てくれました。 何度も脱走しましたがねダッシュ


朝いつもの様にご飯と薬をあげ,リビングで寝かしていたら,少し様子がおかしいので呼びかけると、ご飯を全部吐き戻し,痙攣をはじめました。

抱っこをして呼びかけていると、ほどなく低い声をしぼりだし、静かに息を引き取りました。


あまりにもあっけない最後でしたが、ちゃんとアタシ達の休みで家に二人とも居ている時に、腕の中で息を引き取ってくれるなんて,何と最後まで親孝行な娘でしょう。。。

病状が悪化し,苦しくて見ているのが辛くなった時には薬で逝かせてあげよう、と最悪の事態も想定していただけに、最後までえらい子です。


正直まだ実感がわかないし,もうシャビが病気で辛い思いをする事も無い事にホッとしたという気持ちの方が大きいので、それほど悲しみは襲ってこず,旦那と二人、今は穏やかにシャビを見送れそうです。


明日は神戸の灘で火葬します。

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October 17, 2008

シャビさんオムツデビュー!

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少し前からちょくちょくトイレに行くも、的を外しておしっこをこぼしていたシャビさん。

おとといの夜とうとうトイレに間に合わずにやってしまいました・・・


トイレに前足をかけて、そこで ジョォ??っと!
トイレを見て安心したんでしょうかね、本人はちゃんといつも通り出来ているつもりのようです。


その後水を飲んじゃあシッコ、飲んじゃあシッコと、一時間置きぐらいに続いた様です


アタシは寝てしまったのですが、朝起きたらシャビさんがオムツをしていて、あまりの可愛さに(゜∀゜;ノ)ノ



そろそろオムツを買っておいた方が良いと思っていたけれど、突然なので急遽旦那が手作りした様です。


おしっこシートを半分に切ってシッポ穴を切り取り、切り口をマスキングテープで縁取れば出来上がり?!
アタシも作ってみましたが、とても簡単でした。
作るときは、中の吸収ポリマー的な物がバラバラ出て来るので、新聞紙等を敷いた方が良いです。


いやたいしたもんだね、ウチの旦那も。



この日病院に行くと、かなりウンチが溜まっているとの事。
もう気張る力が無いみたいだし、元から便秘気味なのだと先生に言うと、おもむろにシャビさんの下腹を ぐっ ぐぐぐぐぅ?っっと押しはじめました!

その直後!(」゜□゜)」

・・・何と言うことでしょう。出なかった物が次々現れたではありませんか!スゲー!

いやまさにこれぞGodHandp(´⌒`q)

旦那と、この先生について行こうと改めて思った出来事でした。

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October 02, 2008

シャビさん機械の体?!

今また病院に来ています。

シャビさんがご飯を食べてくれないので、比較的元気な今のうちに流動食の管を付けることになり、今待合室で処置が終わるのを待っているところです。



相変わらず水ばかり飲んでいるシャビさん。
やはり腎不全から来る症状なのだそうです。

腎臓の働きが悪くなると、飲んだ水分を体に留めておけずにどんどんおしっことして出てしまうとか。
それで脱水症状になったり気持ち悪くなってご飯が食べられなくなる→しんどくなる・・・と、悪循環に陥る訳です。


まだ少しは食べるし元気な今のうちに管を着けておけば、体力も付くと先生もおっしゃるので、少し迷いましたが、着けて貰うことにしました。



見た目はかなりショッキングでしょうが、これで少しでも元気になるなら・・・



管は鼻から入れて皮膚に少し縫い付けるのだそうです。勿論局所麻酔をしてです。

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September 28, 2008

シャビさん一回休み

先日の検診で血液検査の結果、腎臓の機能が低下しているらしく、そのせいで食欲が無くなり体力も落ちているようだ、との事でした。


ここはいったん抗がん剤投与をお休みして、点滴と抗生物質投与を数日間することになりました。


三日ほどすると少し元気になり、ほんの少しですが自分からご飯を食べるようになりました!



悲しいことに首に転移した腫瘍は僅かですが大きくなってきているようです。
でも、久しぶりに体を起こしておもちゃに反応してくれた時は、ちょっと泣けました・・・

at 12:25|PermalinkComments(0)

September 23, 2008

シャビさんの病状

ご心配をおかけしております、シャビさんのご報告です。


とうとう恐れていたことが起こってしまいました。ガンが転移していました。

首の右側のリンパ腺にふくらみが見つかりました。少しずつ大きくなっているようで,今の抗がん剤も効かない様です。

前回の点滴注射は、腫瘍には効かなかったものの,副作用も少なくご飯をいっぱい食べてくれて元気だったのですが,今回の薬は一番最初に使った物なのですが、やはり副作用がキツいらしくご飯を全然食べなくなってしまいました。


どんな薬でも効かないなら,辛い注射から解放してあげた方が良いのではないかと思い始めています。しんどそうにしているのは抗がん剤のせいだと思うので、思い切って投与を止めてご飯をたくさん食べて元気になるのならその方が良いのかと。

明日病院の日なので先生に相談してみようと思います。

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August 27, 2008

シャビさんの今日この頃

毎度ご心配をおかけしております。シャビさんの近況です。


これまで3種類の抗がん剤を試してみました。

薬を変える度に、体調や症状が数日単位でめまぐるしく変わり,一喜一憂の日々です。


突然目の腫れが引いて両目が開く所まで回復したかと思うと、全く食事を受け付けなくなり点滴を打ちに行ったり胃薬を飲ましたり。


現在はまた目が腫れ上がり、おでこもボッコリと膨れて左目はすっかり閉じてしまいましたので,現在はちょっときつめの抗がん剤を投与することになりました。

心配されていた食欲減退や白血球の減少も無く,見た目は痛々しくもご飯をたくさん食べてくれる様になりました。

以前までの抗がん剤は毎週注射しなくてはいけなかったり,毎週二日連続の注射をしなくてはいけなかったり、と彼女の精神的・肉体的な負担も大きかったのですが,今回はキツい薬な代わりに月一回の投与で良いので、少し辛さもマシかな?と思っております。


チクチクと怖い注射なのに打たれている間は一切抵抗もせず,じっと我慢しているシャビを見ていると,愛おしさも増しますが 罪悪感も少し湧いてきます。


幸い患部の痛みは無いらしいです。
目が開かない事とおそらく眼球への圧迫による違和感,お腹の気持ち悪さがあると思いますが、痛さで苦しむ事は今の所無い様なのでそれがせめてもの救いです。


以前の様に走り回って遊んでくれる事はありませんが,ご飯を食べてくれたりトイレに行ってくれたりするだけでうれしくて、その度にシャビをべた褒めしております!


病気が完治する事は,おそらく無いでしょう。
でも病院の先生と共に目指す所はただひとつ。

「生かす事より楽に生きてもらう事」


痛みを取り除いてあげる事だけを考えてあげたいな,と思っております。


この先どんなことが起きるか判らない不安がありますが、怖いバイクに乗せて怖い病院に連れて行って怖い注射を打たれてイヤな薬を毎朝無理矢理飲ましているアタシにもさ、
喉をグルグル言わせてスリスリしてくれるシャビさんの為なら、しんどいお仕事頑張るゾィ!!と思う今日この頃です。

at 23:51|PermalinkComments(0)

June 25, 2008

近頃のシャビ。

抗がん剤治療を始めて約1ヶ月が経過しました。

おでこの腫れは見る見る引いてゆき、僅かにしこりを残すだけとなりました。


週1回の抗がん剤注射は後一回したら、次からは2週間に一回になり、毎日2錠飲んでいるステロイドも1錠に減らして様子を見る事になります。


食はすっかり細くなり、時々しんどそうにしていますが、比較的前と変わらず元気です。

ただ、御飯をあまり食べないので少し痩せてしまいました。でも元々ぽっちゃりだったし、血液検査の結果も問題無いので心配は無いそうです。



最近は病院に連れて行かれる、という事を敏感に察知するシャビさん。


でも病院では暴れたり引っ掻いたりしないので、先生も治療し易いと言ってくれています。

ただのビビリで足がすくんでいるだけなのですが、ねウインク



それでも彼女はよく頑張って治療をさせてくれています。

無理矢理毎日薬を飲ましているのに、甘えたりしてくれます。 良い子だねぇドキドキ小

at 00:36|PermalinkComments(0)

June 09, 2008

シャビのその後,実は・・・

皆様にご心配をおかけし,扁平上皮ガンではないという診断結果でしたが,実は今抗がん剤治療をしております。

一度退いてきたおでこの腫れが,ステロイドを飲んでいるのにまたもや膨らんできたのです。かかりつけの獣医さんもこれにはお手上げで,再び手術で患部を切除すると言う話になっていました。その場合,腫れが瞼にまで来ているので眼球摘出もあり得るという話でした。さすがに私たちもこの手術には疑問を感じ、別の病院でセカンドオピニオンを受ける事にしました。 続きを読む

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May 12, 2008

シャビの病理診断報告書

病理診断の結果が出ましたので,皆様に全文をご報告致します。 続きを読む

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May 08, 2008

ご心配をおかけいたしました

先ほど,シャビの病理検査の結果が出ました。


・・・・奇跡?が起こりました!

きっつーい炎症がいわゆるタコの様になって固くなっただけで,がん細胞は全く確認出来なかったと,ま、そういうことのようです。。。。


クラッカーやったーーーーー!!!!拍手キラキラロケット


先週からステロイドの投与を始めまして,そのおかげで腫れがどんどん引いてきております。消炎作用があり、その効果だそうです。


いやもうね、心配させやがって!! やれやれでございます。


シャビの事ではたっくさんの方々から温かいお言葉や励ましのお言葉を頂きまして,感謝の言葉もございません。
しかし、レントゲンで見た所、骨が溶けてきているのも事実の様ですので,その原因を突きとめるべく,しばらくの通院生活は続きそうです。

あさって抜糸をする際に、詳しい所見を聞けると思いますので,また後日ご報告させて頂きます。


ダンスおっしゃ??! 祝杯じゃ???!!!祝乾杯


・・・・バルサ? クラシコ? かまへんかまへん!パンダ

at 17:26|PermalinkComments(4)

April 23, 2008

おかえりシャビ

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のどがカラッカラみたいで、2、3分水飲みっぱなし!


よく頑張ったね(´∀`)


早速先生が取った腫瘍を検査に出してくれたらしい。結果は早くて土曜に解るとの事。


血液検査に異常はないようだ。


あ、又水飲みだした(^_^;)

at 17:28|PermalinkComments(3)

シャビ手術中。

今朝シャビを連れて病院へ。


朝一番というのは、人間の病院と同じでとても混んでいた。40分程待って,ようやく診察室へ。


先生から検査結果の詳しい説明を受けた。

とりあえずレントゲンを撮る事になり,シャビを預けて再び待合室へ。




20分程待って,再び先生に呼ばれた。写真を見ながら丁寧に説明をしてくれた。

あくまでもレントゲンによる所見。

腫瘍のせいで、鼻腔付近の骨が溶けてきており,コレを取り除くという事になると右半分の骨を殆ど削り取る事になる。
この処置は術後鼻血が止まらなくなったり呼吸困難で苦しんだりするので、「いかに長く生かすか」 よりも 「いかに楽に最後を迎えてもらうか」 という事を考えた方が良いと先生に言われた。

放射線治療も出来るが,シャビへの負担はもちろん、三重県の伊賀まで通う事になり(近畿圏ではそこにしか施設がないらしい)治療費も100万位かかる。しかもそれはシャビの病気には効果はあまり期待出来ないらしい。 


今日の手術でごっそりと患部を取り除いてしまうか,それとも少し穴をあけて腫瘍の組織を取り,再度検査に出して何の病気か判った上で今後の事を考えるか。


今の時点でシャビはとても元気なので,今日大掛かりな手術をして苦しめるよりも最小限の手術で楽に過ごせる日を一日でも多くしてあげる方を選ぶ事にした。


しかし、シャビが若いせいもあって,進行が目に見えて早い。後どれ位生きていられるかは想像したく無い。
アタシも旦那も仕事が有るので、ずっと付いていてあげられないのも辛い。


幸いにも簡単な手術なので今日中に帰って来れるそうだ。夕方に迎えに行く。


帰ってきてから、二人で泣いた。

やはり現実を突きつけられると我慢が出来なくなる。

家中にシャビを思い出させるものが沢山ありすぎて辛い。


でも、悲しむ事はいつでも出来る。

とにかくシャビと楽しく過ごす事を前向きに考えよう。

突然逝ってしまわれるよりも、まだマシかもしれない、と思うようにしよう。

at 14:53|PermalinkComments(0)